金貨投資のリスク

地金型金貨を利用した投資は、必ず利益を得ることができるとは限りません。金相場は日々変動しており、相場が下落しているときに金貨を売却すると収支はマイナスです。ただ、相場が下がっているあいだは保有しておいて、上がってくるのを待てば大丈夫でしょう。また、少額の投資であれば、相場が下がっても大きな痛手にはなりません。この気軽さが金貨投資の魅力のひとつといえるでしょう。

金貨また、金貨には傷を付けないようにくれぐれも気をつけましょう。金貨は損傷すると価値が失われて、買取価格が低下してしまいます。これは車の買取査定時に車が損傷していると査定額が安くなってしまうことと同様です。ただ、この点に関しても、金貨の種類によって1枚ずつ保護容器に入っている金貨もあります。また、金庫に入れておくなど、傷が付かないようにする対策はいろいろあります。小銭のような雑な扱いをしなければ、傷が付いてしまうような心配はまずないといえるでしょう。

自分の収入のほとんどを投資用金貨の購入に充てるようなことをしていると、金相場の変動で大きな損失が生じることもありますが、このような極端な投資のしかたをせず、保管に注意していれば、金貨を利用した投資は低リスクではじめて続けていくことができるものです。潤沢な資金がないという方も、まずは安価で軽量な金貨1枚からはじめてみてはいかがでしょうか。

金貨投資の魅力

お財布投資というと多額のお金を用意しなければいけないイメージが強いという人も少なくないでしょうが、金貨を利用した投資は少額でもスタートすることが可能です。金貨はデザインは一緒でも、異なる重さの金貨が鋳造されています。主な重さは10分の1トロイオンス、4分の1トロイオンス、2分の1トロイオンス、1トロイオンスで、軽量の10分の1トロイオンスで約3グラムです。重さは軽いほど価格が安く、10分の1トロイオンスであれば少額で買い求めることができます。

少額でも投資が開始できること以外の金貨を利用した投資の魅力としては、保管がしやすい点をあげることができます。金貨は大きくないため、保存のために大きなスペースを割く必要もありません。ただし、傷が付いてしまったり、紛失や盗難にあったりしないように注意しましょう。

そのほかには、投資目的以外にも楽しみ方があるというのも魅力としてあげることができる点です。交際相手や家族に贈ると喜ばれますし、少しずつ買い集めていって長年が経過すれば、家族に贈るころには大きな贈与財産にもなってくれるでしょう。また、自分で収集する楽しみもあります。地金型金貨には毎年デザインが変更になるものもあり、たいへん人気です。

金貨の投資とは

金貨投資には株や不動産などさまざまな投資対象がありますが、金貨も投資対象になります。実際に利用されるのは投資用金貨や地金型金貨に分類されているもので、オーストラリアやカナダなど海外の複数の政府によって発行されたものです。オーストラリアやカナダの投資用金貨は純度99.99%の24金です。

投資に利用する金貨は、大手地金商や金属精錬会社の販売店といった場所で、金の相場と共に変わる市場価格で売買することが可能です。購入する場合にかかるお金は店頭小売価格で、売却する場合に受け取るお金は店頭買取価格で決まります。購入は約3グラム相当の重量である0.1トロイオンスのものから可能です。これに対して売却は、1枚ずつすることができます。

ちなみに、金貨には投資に利用するもののほかに、収集型金貨に分類されているものもあります。収集型に分類されているものは、金貨としての価値のほかに高い希少性や優れたデザインの価値が加わり、収集家のあいだでの人気の高さによって価格が変わるのが特徴です。人気の高いものでは投資用のものより高値で売買されますが、人気が落ちると取引価格が著しく低くなるリスクがあり、投資対象としては不向きといわざるを得ません。

このような理由で金貨の呼び名にもあるように、金貨を利用して投資をするのであれば収集型ではなく投資用のものが適しているということになります。金貨を利用した投資の魅力リスクを把握し、この機会にはじめることを検討してみてはいかがでしょうか。